本日はユニットバスの一種、ハーフユニットと言われる浴室の漏水工事をさせていただきました。
工事の内容はマンションに設置されているＦＲＰ製ハーフユニットの洗い場の下あたりの配管から漏水しているというもので、床が躯体なので工事の方法は、ほぼ限られておりユニットバスを解体し交換するか床を開口するかという二択しかありません。
ただ昔のハーフユニットのサイズは特殊なものが多く（一人社長が型からおこして好き勝手に工場で作っていたりします）この現場の場合、交換には大きな費用が掛かることが予想されました（簡単に見積もっただけでも４０万以上はかかると思います）ので床を開口するという方向で話が進みました
今回は工務店さんからの仕事だったのですがウチに依頼があったのは理由がありまして、西本工業はかつて西本風呂製作所という木風呂やＦＲＰ浴槽の製造を行っていた会社だったのでＦＲＰの化工なら得意だろうということなのです。実際ＦＲＰの修理、補修は事業の一つでして、浴室という漏水があれば大きな被害が出てしまう場所だけにミスが許されず、なかなか手を出すのが難しいのです。当店は浴槽の製造を行っていた経験から強度などを把握しているので、修理等の対応もできるのです
開口をして、配管を修理しました
補強を入れてビス止めをして、この後ＦＲＰでつなぎ目をふさぎます
最後にシートを張って仕上げです。このハーフユニットの洗い場には滑り止めが無く、転倒しやすいという苦情があったので、この機会に取り付けました（ゲルコートなどの補修も必要なくなるので一石二鳥です）
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